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特集01:日本野球の始まり

日本に野球が伝わった最初はどこかというのは、実は諸説あって確定してはいません。 2つの説が有り、その1つは現在の東大が発祥であるとする説で、開成学園(東京大学の前身)のアメリカ人教師、ホレエス・ウイルソンが伝えたとされています。1873年(明治6年)のことでした。 もう1つは現在の北大が発祥の地であるとする説で、開拓使仮学校の教師、ベイツが明治6年ごろ生徒に野球を教えて試合をしたという記録があり、『試合をしてこそ野球』という観点からこれをもって日本の野球の始まりとするという説もあります。

どちらの説が日本の野球の始まりとするのせよ、日本野球の歴史は、まだ飛脚がいたような時代にスタートしていたのです。 そして、この頃の野球は、投手はすべて下手投げ、ストライクゾーンは打者が指定するという今とまったく違う形で行われていました。これは日本独自のルールではなく、当時のアメリカの野球もそうだったようです。 アメリカで近代野球が確立するのは1901年ですから、日本の野球はアメリカの近代野球をそのまま輸入して発展したものではない事がうかがえます。 明治9年には最初の日米野球が行われ、同年12月23日の『ニューヨーク・クリッパー』紙にスコアが紹介されている、とあります。この試合の事を指すのかは不明ですが【日本野球史】には、同じ時期に横浜居留地の外国人チームと日本の国際試合が行われたという記載もあります。

日本初の社会人クラブチーム

1877年(明治10年)には、日本で初めて社会人のクラブチームが誕生しました。 作ったのは、当時22歳の平岡熈(ひろし)という人です。機関車製造技術を学ぶために1871年にアメリカに渡り、1877年に帰国し、工部省(現在の国土交通省)の技師になった人物です。ちなみに、平岡煕は日本で初めて『カーブ』を投げた人物でもあります。 このクラブチームは「新橋アスレチッククラブ」という名称で、ユニフォームを着てプレーした最初の野球チームでもありました。その2年後、徳川達孝伯爵率いる「三田へリクレス・クラブ」が誕生し「新橋アスレチッククラブ」のライバルチームとなります。 この後、第一高等中学校や帝国大学の学生らによって野球が活発になっていきます。 明治38年、早稲田大学が日本で初めてアメリカ遠征を行ない、 ワインドアップ、スクイズ、代打、スパイクなどの野球技術や用具がこの時日本野球界にもたらされました。

そしてプロ野球球団の誕生

1920年(大正9年)秋、日本運動協会により日本プロ野球史上第一号の野球団が誕生しました。日本運動協会芝浦倶楽部です。資本金は八万五千円。押川、橋戸が各五千円、河野が二千円。老鉄山・中野が千円、慶応で名捕手として鳴らした島田善介も千円、更に早慶戦で河野と投げあった慶応のエース・桜井弥一郎、その後輩で米大リーグコーチ招聘に尽力した神吉、早稲田の飛田忠順等の野球人、 及び企業人の援助で設立された。日本プロ野球史上第一号の野球団誕生です。 アメリカ遠征で本場の野球に触れた河野らは「球団は球場を持つべきである」という信念を持ち、真っ先に本拠地球場造りに着手しました。芝浦に二万平米のグラウンドを造るための借地権の費用に起業予算のほとんど、75,455円50銭が充てられたといいます。 翌1921年には奇術師の松旭斎天勝が天勝野球団を設立し、1923年には両チームによる日本初のプロ野球試合が行われました。

今日では日本の選手がメジャーに挑戦したり、WBC(ワールドベースボールクラシック)が開催されたりと野球も国際的になってきています。時折、「ベースボール」と「野球」というような表現がされたりしますが、その野球の歴史から新たな野球の楽しみ方が見つかるかも知れません。